31.1.09

アントワープ中央駅

 今日はひとりでアントワープまで行ってきた。
 例の学校へ行くための定期券を利用した無銭旅行ですな。

 ちょっとは心配していたが、今日は一度も乗務員の検札がなく、ラッキーでした、時々はこんな日もある。

 運が良ければ、本当に無料で乗れるって事だけど、僕がそれを勧めるわけではないので、念のため。

 アントワープ中央駅(AntwerpenCentraal)までLier駅から11~14分、今日は家を出て30分後にはアントワープ中央駅に着いていた。それくらい近いのである。

 昨日のチョイさんの10回回数券だと16€だから1回片道1.6€(192円)か・・・。(マル秘・・・・10回券でも、検札がなければ使わないから、それ以上乗れる事になる)

 中央駅はでかい!外観と内部の1階部分(上の写真)は、クラシックで情緒があるが、最近、地上階はそのままに、地下に掘り下げて地下2階(確か?)までホームが出来て、本当の中央駅らしくなった。

 以前はホーム数が少なくて、一つ手前のベルヘム(Antwerpen-Berchem)駅で、超特急(国際電車)は止まって、中央駅まで入らなかったので、何かと不便だったのである。

 しかし、すごいね、世界遺産級の地上階をそのまま残しつつ、地下を大工事して、近代的な駅に改修したのだから。まだ、細かい工事は続いている模様。(写真3番目はホーム側から見たアーチ)


 ホームから駅のロビーへ出ると、天井は高いし、ふんだんに彫刻が使われているので、すべてを写真に撮りたいが、距離がないので写真に納まらない。(写真4番目はロビー側から見たアーチ)要するに縦横比で、床面積に対して、天井が高すぎるのであります。カメラマン泣かせですなあー。

 この駅を初めて訪れる人は、そのすごさに感動して、必ず写真を撮っているはずだが、いい写真を撮ろうと思う人ほど泣いているはずだ。


 ベルギーにはカメラマン泣かせがたくさんある。狭い道路にでかい建物。中世の建物はどれも建物自体が芸術作品のようなので、全体をきれいに撮りたいと思うのは、誰しもそうだと思うが、それが出来ない。

 冬は晴天の日以外は、いつも光量不足(薄暗い)。晴天の日でも陽が低いので影が長く、特に街の中では光と影のコントラストが強すぎる。

 今日は、この駅を起点に5時間くらいAntwerpenを歩きまわった。観光ガイドブックに載っている場所では、日本人観光客(日本語を話す)を何組か見かけた。

 ルーベンスの家、青空マーケット、ノートルダム大寺院、市庁舎(フロートマルクト)、肉屋のギルドハウス(古楽器博物館)、ステーン城前広場(車のバンジージャンプをやっていた)、聖ヤコブ教会、アンティーク市(小規模)、コーヘルス・オジレイ通り(アンティークな建築群)を回った。

 それぞれの詳細は、後日書く事にしよう・・・・。

 今日使ったお金は古楽器博物館入場料5€ 、駅の売店で缶ビール1.55€ 以上。
 家から持って行った、チョコレートやお菓子で、空腹をごまかしながら歩き続けた。

 Katrienと一緒なら、カフェで軽食でもと思うが、一人では味気もなくて座る気になれなかった。
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