3.2.09

Mechelenの学校

 先週の契約問題のゴタゴタから、メッヘレン(Mechelen)の学校へ再登校して2日目である。
 今日も、天気は雪だったが、勢いがなく、解けては消える雪だった。

 先生も、クラスメイトも変わりなく迎えてくれて、ありがたいと思った。この講座は、外国人がベルギーに住んで、うまく生活が出来るように指導、またはアドバイスをする講座であるが、外国人と言っても、日本では想像も出来ない多種多様な外国人がいるわけで、大変な事だと思う。

 それで授業も難しい、・・・イデオロギー、ナショナリズム、エコロジズム、ソシアリズム、ソシアルリベラリズム、リベラリズム、キリスタンデモクラシー、・・・・・。

 この講座で、ひとつひとつ掘り下げて教えてくれるわけではないが、他の生徒がいろいろ質問するので、僕にとってはなんだか、難しい大学の講義を聴いているようで、面白い。

 日本に居たら、そんなこと考えなくても生活できたのに、人種が多様になると宗教も多様になり、人間の基本的な生き方を押さえておかないと、相手を理解できなくなる。

 また、そういう問題が起こった時の相談窓口も教えてくれる。

 一番大事なことは、ベルギーの法律を守る事と、ちゃんと仕事に着く事だから、授業の中では、仕事の探し方とか、インターネットでの検索の仕方など教えてくれる。

 今日は、簡単な生活の決まりをまとめた本をもらった。歩くとき、自転車に乗る時、電車に乗る時、家を借りる、子供の学校、車、スポーツなど、生活全般についての「ベルギーの常識」みたいな本だ。(すべてオランダ語だから未確認)この本を理解するだけでオランダ語の勉強になってしまう。

 学校に早く着いたので、ロビーで待っていたら、いつの間にかテーブルを囲んでトルコ人、スリナム人、アルバニア人と会話をしていた(もちろん僕だけ片言オランダ語で)。素質あるかもーー??

 この学校で別のクラスだが、日本人(女性)がいて、ベルギーに来てから5ケ月目で、初めて日本人と(大使館以外で)日本語で話した。 その彼女と、台湾人の女性と会話(なんと英語?)をして楽しかった。僕が沖縄出身だと言ったら台湾人も喜んで、話に乗ってきた。隣で聞いていた60代くらいのオジサンが「沖縄はいいよ」なんて、横やりを入れたりして、面白かったが、授業開始時間となって、おしまい。

 僕の中で、会話はオランダ語と英語の境がなくなっているようだ。相手が理解すればいい、みたいな・・・、今朝も登校時の電車で、フィリピン人のレカルさんと一緒だったので、日本語英語オランダ語、ごちゃまぜで会話をしていた。(彼女は少し日本語を理解している)
写真1 学校のすぐ近くにある、ブリュッセルの門、、、でかい!
写真2 学校から駅の間の、ちょっと横道にある聖母教会(Onze-lieve-vrouwekerk)でかい!
写真3 博物館(13世紀の市庁舎) メルヘンチック、、、かわいい!
写真4 現在のメッヘレン市庁舎   メヘレンチック、、、かわいい!
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