1.4.09

首都ブリュッセル行2

 王宮です。
 屋根のてっぺんにベルギー国旗がはためいていたので、王様は中にいたようだが、もちろん会いには行かなかった。

 ベルギーにはフランス語を使うワロン人と、オランダ語を使うフラマン(フランダース)人がいて、それぞれ主張が強いので、堂々とベルギー人と名乗れるのは、王室の人々だけじゃないかと言われる笑い話もある。

 王様も初代はドイツ人だったと言うから、人種、言葉、王室も複雑なベルギーである。

 この王宮と、昨日の写真にあった、噴水の向こうの国会議事堂は、この公園を挟んで向かい合っている。実はここにも噴水の池があるのだが、故障中か水が出ていない。

 公園内のあちこちには、いろいろなオブジェもあり、好きな人には楽しめる。

 それと、今は桜が満開の様で、きれいに咲いていた。僕の住むLier市にも街路樹で植えられていたり、庭にあったりもするので、結構ベルギーで桜を見る事は出来る。

 時期的にも日本のどこかと同じではないかと思う。

 白やピンクの桜が咲いている。

 この桜の木の枝に、可愛い人形が下げられていた。誰がやったのか、日本のおみくじを木にくくりつけるように掛けられていて、形も可愛く桜の花の色と良くあっていたので写真に収めた。


 このあとは、中央駅前を通過して、Brusseleのハイライト、グランプラスへ。公園から歩いて15分くらいで行ける。

 さすがにグランプラスは観光客が多い。中国語をしゃべる団体さんがいた。

 ヨーロッパの数ある広場の中でも、屈指の美しさと称賛される広場。

 広場の床自体は、だだっ広い石畳なんだが、それを囲む建築群がすごいのである。

 ま、これをいちいち説明したらきりがない。その場に立ったら、ただただ、圧倒されるばかりだ。

王の家(市立博物館)





 様々なギルドハウス(同業者組合)パン屋とか、油屋、船頭とか、そういった職業の組合。今は、別の用途に使用されている。

 昔は勢力が強かったようで、競い合う様に豪勢な建物を作った。

 左側にちらっと写っているのが、市庁舎。





 これは、市庁舎の向かい市立博物館の右隣、カフェやレストラン、チョコレート屋などが軒を並べている。




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