7.6.09

ベルギーテニス初勝利!

06.06.09
2009年6月6日(土)
ベルギー国王の誕生日

僕の、記念すべきベルギーテニスツアー初勝利の日となった!

Katrienは、すでにシングルスで2勝しているが、僕とペアを組んでのミックスダブルスは初勝利。参戦2大会目での初勝利だから悪くない(一番下のクラスである事を、あらかじめご了承ください)

今では中級クラスになっている、あのバーバラさんでも初参戦から15連敗したそうなのだから・・・。

昨日の相手ペアは、男女ともそれぞれ、僕らより一回り若いペアで、会場のテニスクラブ所属の地元選手だ。
試合前から相手はリラックスして、おしゃべりも弾み、いかにも自信ありげで楽しそう、応援団も5名くらいいた。

僕らは初めて行くコートでもあるし、道にも迷って1時間くらいでたどり着いた。目標は「当分は負けても当然の所もあるが、次につながる試合、悔いを残さないプレーをしよう、チャンスがあれば勝ちにいこう!」

試合開始、第1セット2-6で失う。相手女子の短かすぎるボールと、男子の、かけ過ぎのトップスピンにタイミングが合わない・・・、実力的に差がある訳ではないが、まだ二人とも緊張が取れていない「普通にできれば、勝てない相手ではないよ、落ち着いて行こう」

第2セット、僕のサーブが決まりだし、katrienのラリーも続くようになり、ロブも深い所に良く入った。相手ミスも目立ち始め、6-3でセットを取り返す。

上の写真は他のテニスクラブだが、ヨーロッパのテニスクラブって、大抵こんな感じですね。テニスコートに向かってオープンカフェが張り出し、コーヒー、ビール、食事をしながら観戦できる。そして冬は屋外コートが使えないので、3-6面くらいの屋内コートが付いている。

さて1セットオールの第3セット。僕らの硬さが取れて調子が出てきたら、逆に相手が硬くなったようでミスが多くなった。応援団も意気消沈。6-1とあっさり勝利してしまった。

これで、ベルギー・フランダース・テニス協会の最下位のクラスのランキングポイントを付けた事になる(今までは当然0ポイント、何点付くかは不明だが・・・)

ポイントを重ねていくと、少しづつ上のクラス(大会)へ参加できるようになる。

試合が終わると、ネットに寄ってお互いの健闘を称え、ベルギー式あいさつ、男子同士は握手、男子女子、女子女子は頬と頬でキスをする。

もうひとつお決まりの、「勝者のおごり」って言うか、勝ち組が飲み物をおごり、ビールなど飲みながら、しばらく両者で親睦を深める。僕らは、こちらのテニス大会の仕組みを、まだよく知らないので情報交換の場として貴重なひと時である。みんな丁寧に教えてくれる。

こんな事が出来るのも、こちらの大会の仕組みだが、1日1試合で終わり、平日の夜に1試合づつこなし、1週間後に決勝戦がある。優勝するためには5-6回はおごらないといけない。

ちなみに今大会の参加費は1人8€(参加賞のTシャツをもらった)だった。

ローランギャロス(Roland Garros)では、クズネツォワが初優勝を決めた日だった。

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2 件のコメント:

あーたん さんのコメント...

初勝利おめでとうございます!!!
よかったですね~!!
楽しく読ませていただきました!!
次回も楽しみにしていますね!!

バーバラさんが15連敗とは!
(まるで知り合いのような口調(?)でごめんなさい~)
なかなか初勝利というのは、甘くないんですね!う~ん。

まさゆき さんのコメント...

勝負の世界は厳しいです。
相手が誰でも、やってみるまで分からない。
それでも、終わるまで分からない。

沖縄のテニス大会より、ベルギーのテニス大会の仕組みが好きです。(日本の平均を知らない)

1日1試合、3セットマッチでプロ同様に、しっかりとやる。

試合時間が3時間近くなることもあるが、その時間の中で、いろいろなドラマが生まれる。
試合の流れ、心の動き、体の疲労、そう言うのをうまくコントロールして勝利出来た時に大きな喜びを感じる事が出来る。

沖縄では初級クラスでは1セットマッチが普通だったので、ラケットにボールがなじまない内にゲームセット(負け)と言う事が良くあった。(ウォーミングアップもサーブだけとか・・・)

ま、いいか!次もがんばります。
応援ありがとうございます!