23.10.13

リスセウェフェ Lissewege

西フランダースの街歩き第2弾!

ベルギーで「白い村(Witte Dorp)」と呼ばれる「リスセウェフェ(Lissewege)」を歩く。
ブルージュからゼーブルージュ(Zeebrugge)行きの電車に乗り15分で到着する、小さな村だ。


リスセウェフェ駅


駅に降り立つと町の中心にある教会の塔が見えるので、そこを目指して歩くと、すぐにそこが「白い村」と言われていることが確かだとわかる。


石畳の道路の両側には、白い壁にオレンジの瓦屋根の家が並んでいる。

レストランの数はけっこうある。

川沿いの両側も白い壁にオレンジの屋根。



川沿いを歩いてみた。





川面の上にブロンズのモニュメントがある。
 

 
小さい村なので2周も街を歩いてしまった。

村から少し離れたところに広い運河がある ・・・ ブルージュからゼーブルージュまで続く運河だ。



街の中心にある大きな教会は聖母教会で、街の規模に不釣り合いな大きさは、12世紀に盛んだったスペインのサンティアゴへの巡礼の道であったためらしい。


教会の向かいにあるカフェでひと休み ・・・ 「聖ヤコブの家 St.Jacobshuis」 という名のカフェだった。

そういえば、キリスト教の巡礼者がサンティアゴを目指す巡礼をするとき、ホタテガイの貝殻を首に掛けたり、リュックに下げたりしている ・・・ ホタテガイの事をオランダ語では「セント・ヤコブス St.Jacobs」 と言うんだよね。
つまり、あくまで僕の想像だが、ここは巡礼者の宿だったのかもしれない。

そんな事はどうでもいいけど、電車の時間まで20分ほどあったので、そのジュピレービールを飲んでいたが、時間が来て代金を払おうと、値段を聞くと(オランダ語でね)カウンターのオッサンは 「ユーロ、フェールティッヒ(1ユーロ40」 と言うので、聞き間違いかと思って、もう一度聞きなおすと 「ワンユーロ・フォーティーン」 と、英語で答えてくれた。

自分の耳を疑ったのは、安すぎたからである ・・・ 今まで、ちゃんとしたカフェで飲んだピンチェ(普通のビール)で、最安値の記録更新だ!

今までの記録はオランダ国境に近いハーモント(Hamont-Achel)のカフェで飲んだ1.65ユーロが安かったのだが、大幅に記録更新した。

派手な観光地ではない、田舎の小さい村のカフェはエエなぁ・・・ もちろん、カウンターのオッサンは、上品なユニフォームやエプロンをしている訳でもない、作業着のような服で、お世辞のひとつも言わなかったけどね。

もっと多くの写真は「Lissewege , 22 Okt 2013」で
おもしろいベルギーブログはこちら→ にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
役立つヨーロッパブログはこちら → 人気ブログランキングへ

都市・地域
到着日
出発日
客室数:
子供
大人

0 件のコメント: