13.2.14

Nijlen サイクリング!

Kessel サイクリングの続き ・・・

Kessel の町を後にして、自転車ルートではない一般道でネイレン(Nijlen)の町に入ります。
Grote Steenweg という道・・・直訳すると「大きい石の道」だが、今はその面影はない(昔はそうだったのかも定かではないが)

自転車ルートマップに定められているルートは、のんびりと景色を眺められる、自動車の少ない道が選ばれているので、町から町への近道ではなく、町からちょっと離れた所を通る農道みたいなところが指定されている。

サイクリングをする人(たとえば僕)は、体力を使いたくない、または時間が少ない場合は町から町への直結の一般道を使い、好みの風景がある所で自転車ルートに入る ・・・ といった使い分けをすればいい。
 だんだんとそのコツがわかってきた僕である。

走りながら自分撮り!

 Nijlen 駅を通過する ・・・ Nijlen は、町の中心の近くに駅がある。

 街の中心にある教会はSint-Willibrorduskerk


教会の横には広場があり、その反対側に

 町役場がある。

フランダースにおいては珍しく、全体的に石積みで出来た教会は、お城のような造りが見えたりする。(内部には入らず)

 Nijlen の町では役場と教会を見ただけで通過して、途中から自転車ルートへ入る ・・・ 自転車ルートは必然と田園風景の中へ誘ってくれる。

 未舗装の道路もある。

 川の土手を走る自転車道!

 曲がりくねる川沿い自転車道は気持ちいい!
所々には休憩ベンチとゴミ箱が設置されている。

 川の両岸に自転車道があるので、時々こういう、専用の橋が架かっていたりする。

 耕された農地。

 マイチャリは英国製だぞ!

 たまたま止めた自転車のそのペダルの下に丸いものが落ちている!

 よく見たらユーロの5セント玉だった!
もちろん拾いましたよ、ラッキーって。

 近くに1セント玉も落ちていた ・・・
ユーロは円に対して高くなっているからね~(現在1€は139¥) ではあるが ・・・ この1セント玉と2セント玉は形も小さいが、価値も小さいので、街の市場(お店)では厄介者扱いされていた ・・・ ついに今年から製造中止して、徐々に廃止されることになったそうだ ・・・ という事は、最小通貨は5セント玉という事になる。

色めきだって、もっと大きいのは落ちてないか探したけど、なかったんだとサ!

 これくらいのどかなところに来ると、天気も良い事だし、洗濯物は外で干すか~、という事になるらしい ・・・ ベルギーではあまり見かけない光景だ。

 あまりにも天気が良かったので、僕も顔出しします!

 青空に白樺の白い枝が映えます。

 のんびりと川の土手自転車道を走っていたら、突然、大型トレーラーが目の前に現れて、やがて正面衝突するところだった ・・・ いや踏みつぶされるところだ ・・・ いや冗談、ゆっくり走っていたので、僕は自転車を降りて草むらに退避しなければならなかった。
橋の工事現場があったので、ユンボを積んで、そこへ届ける途中だったようだ。

橋と橋、分かりづらいが、アーチの橋は一般道路の橋で、平らな橋は自転車道の橋。

 湿原の自然観察ポイント。

 標識には、この辺にはカヤネズミが生息しています ・・・ などの説明がされていた。

 延々と続く川沿い自転車道と青空のコンビネーション!

 はっはっは!
やっと現れた、僕のオアシス!

 ここでこれを飲むために頑張ってきたのだ!

 田舎のカフェ、BADHUIS のオリジナル・ハウスビール、ボスケ「BOSKE」 ・・・ これはうまいビールだ!
トラピストビールのオルヴァルにちょっと似た味だ。
この店を紹介してくれたのはKatrienの父親である ・・・ 今は亡き義父が贔屓にして、常連だった店なのだ。

 エンブレム(Emblem)という町が見えるところまで来たが、街へは入らず通過していく。

 お城みたいな住宅があった。

 Momoちゃんと歩いてきたこともある、運河の船溜まり ・・・ ここまで来ればもう、リールのわが家も近いというものだ ・・・ が、風が完全に向かい風になって、強く吹いていた ・・・ 自転車のギア(3段しかない)を最低にしてもペダルが重い!

風に立ち向かうのは止めよう!

 川沿いから降りて、住宅街の道をゆくと、少しは風も和らぐ。
あ、歩道幅が広く、茶色のレーンは自転車専用で、歩行者はグレーの部分を歩かなければならない ・・・ ベルギーの交通ルール!(自転車がすれ違う時は右側通行だよ)

 さあ、いよいよリールの町へ入る ・・・ というところで、開かずの踏切がある ・・・ この間、TVのニュースで言っていたが、ここは1日のうち10時間は遮断機が下りているそうなのだ ・・・ なんてこった!

という事は、リールの駅は電車の本数が多くて、交通の便が良いという事でもあるんですがね。

で、無事帰宅できました。
走行距離は推定26㎞(なんだ、たいしたことないじゃん)
時間は3時間25分(おい、かかりすぎじゃねぇ~か?)

まぁ~ね、風景を楽しみながら、写真も撮って、ワッフル食べて、カフェでビールの1杯も飲んで ・・・ 何より青空の下、太陽の日差しを浴び、おいしい空気を吸って、気分がすっきりしたのが3時間25分の大きな収穫なのだ!

 Momoちゃんとテラスで遊ぶ!

 テラスにあるプランターのゼラニウムは、冬の間も生き残っていて、寒くならないので、しびれを切らして、つぼみを出してきた!
例年は氷点下が続くと、枯れてしまうのだが、今年は氷点下がわずかしかないから生き延びている ・・・ このまま春になってしまうのかぁ?
嬉しいような、怖いような複雑な気持ちになるのであります。

家の中で、お利口そうな顔で見つめるMomoちゃん。
何かをおねだりしているのかな?

本日の写真アルバム「Nijlen - Fiets , 12 Feb 2014

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