15.3.14

2月の日本人犯罪被害事例

先日、日本から観光旅行に来た学生たちは、ベルギーの友人を頼って観光をし、無事に次の場所に移ったようだが、本日、在ベルギー日本大使館からメルマガが届き(登録すれば毎月届く)2月犯罪被害事例もリンクされていた。
ベルギー(欧州)旅行計画中の方の参考になればと思い紹介します。

特に被害の多いブリュッセル中央駅(MIDI駅も多い)

【2月中の届出事案】 

1.2月6日午前7時頃 ブリュッセルの鉄道駅構内の切符売り場前で,同行者が液体をかけられ汚れを落としている時に,話しかけられたため応答していたら,スーツケースの上にあったバッグパックをとられた。(置引き:男性出張者) 

2.2月13日午後10時半頃 ブリュッセルの鉄道駅構内で,案内図を見ていたところ,背中が汚れ
ている等話しかけられ,汚れを落とすのを手伝ってくれるふりをして,貴重品の入ったバッグを盗られた。(置引き:女性旅行者) 

3.2月14日午前1時頃 自宅敷地内のガレージの車のガラスを破られGPS等盗られた。(侵入盗:在留邦人) 

4.2月16日午後7時頃 ブリュッセルのメトロ駅構内のエスカレーターが急停止したため,荷物を
持つのを手伝ってくれると見せかけた人物から,財布をすられた。(スリ:女性旅行者) 

5.2月18日午前10時頃 鉄道内において走行中,仕事に夢中になっている間に,上の網棚においた貴重品を盗まれた。(置引き:男性出張者) 

6.2月18日午後3時頃 鉄道内において,液体をかけられているので拭き取るようティッシュを渡
され拭いている感に,足下に置いた貴重品の入ったバッグを盗られた。(置引き:女性旅行者) 

7.2月23日午後2時頃 ブリュッセルの鉄道駅で停車中にトイレに行くために向かいの席の友人に荷物を託したが,友人は,後ろから話しかけられ,その間に貴重品を盗られた。(置引き:女性旅行者)

8.2月24日午後6時頃 ブリュッセルの鉄道駅付近の路上で,話しかけられたり体を触られたりし
ているうちに貴重品をすられた。(スリ:男性旅行者) 

9.2月25日午後4時頃 ブリュッセルの美術館前で募金や署名を要求され,しつこくつきまとわれ,スマートフォンをすられた。(スリ:女性旅行者) 

10.2月26日午後8時頃 ブリュッセルの鉄道駅構内でガイドブックを見ていたら,案内をする等
いわれ人気のない場所に連れて行かれ,服に汚れがついている等いわれ,拭いている隙に貴重品の入ったバッグを盗られた。(置引き:女性旅行者) 

11.2月28日午前11時半頃 ブリュッセルの鉄道駅構内のコインロッカーに荷物を入れる間,貴
重品を床に置いたところ,盗られた。(置引き:男性・女性旅行者)

1.2.6.10.は、よくある手口の液体ふりかけ事件、マヨネーズやケチャップなどを上着の背中にかけて、声を掛け親切そうにティッシュなどを渡して、上着を脱いで、汚れを拭いている隙に別の人物が荷物をさらっていく。(上着を脱ぐために、肩にかけているリュックやカバンを外さねばならないのでそれが狙いだ)

4.7.8.9.のような、いやに親しげに話しかけてくる人にも注意・・・観光地において、そんなお人よしはいないと思った方がいい。
声掛けられたら、まず自分の持ち物をガードする必要がある。

僕も、夜のブリュッセル中央駅付近(人の少ない場所)で、モロッコ系の若い男に絡まれ、英語で「中国人か、ライターを持ってないか」と聞かれ「日本人だ、ライターは持ってない」と答えると「ジャパン、フットボール、グッド」などと言いながら、体を接近して足でボールを蹴るふりをして僕の行く手を遮るような事をしていたが、全く無視して、足早にその場を離れて事なきを得たが ・・・ その時、少し離れた場所にはその男の仲間がいた。

そんな犯罪に遭うと、大金をかけ、希望に満ちて来た旅行も台無しだ ・・・ 気を付けましょう。

安全が当たり前の日本だが 「日本とは違う所」 に来ているんだと、自覚しなければいけない ・・・ 「海外旅行番組」 や 「観光ガイドブック」 では、楽しそうな場面しか出てこないので錯覚しがちだが 「海外旅行者犯罪被害特集!」 なんて番組を制作してもらいたいが、スポンサーがつかないから、やらないだろうけど 「自分の身は自分で守るしかない」 が基本だと常に自覚しておかなければならない。


これを読んで、海外旅行を控えることがないよう願う!

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