8.4.14

Tennis ウインターダブルス終了!

4月になり、屋外のクレーコートが整備されて、サマーシーズンを迎える頃になると、昨年9月の終わりごろから始まった「ウインターダブルス大会」が終わるころになる。

(今日はテニスの話だけだから、興味のない人は以下読む必要なしです・・・時間を有効に使いましょう!)

 所属するテニスクラブもコート整備完了!

ネットを張ればすぐに使える状態になった ・・・ この2週間は天気も良く、気温も20度前後まで上がったので、「今すぐにでも外でやりたい!」 という人が多かった。
が、それは無理というもので、外のカフェテラスでクレーコートを眺めながらコーヒーを飲む日が続いた(もちろん、僕はビールだけど)

屋内のコートではウインターダブルス大会が佳境を迎え、「今年のチャンピオンは誰だ!」 と、ポイントチェックに余念のない人たちもいる ・・・ 優勝圏内にいる人たちね。

僕は、Katrienとのペアで参戦したミックスダブルス40Pシリーズでは、3敗を喫していたので優勝戦線からは脱落、5位圏内にとどまれるかといったところだった。

で、先週の週末に僕らの最終2試合があり、対戦相手はどちらも強敵だった。

まず、土曜日の試合が負け数が3敗で並んでいる、ヤン&エルス組 ・・・ 29歳と30歳の夫婦、どちらも15Pで、ここ1-2年で実力上昇中!

Katrienは「今週末は2試合とも負けるかもしれないね」と言っていたが、 「いや、僕は2試合とも勝つ可能性は十分あると思うよ」 と、言い返していた ・・・ 確かに相手はいいペアだが、僕はヤンには、男子ダブルスで勝っていたので自信はあった。

トスで勝って、僕からサーブを始めるがジュースの後ブレークされてしまった ・・・ 相手ヤンのサーブはファーストは速いが、確率は30%程度 ・・・ セカンドはKatrienでも難なく返せる甘い球 ・・・ そのゲームをブレークで返して 1-1 、Katrienがキープ、相手女子もキープで 2-2 男子勢もキープが続きシーソーゲームに ・・・ 終盤、4-5 とリードされたが、5-5に戻し、また5-6になるも 6-6としてタイブレークへ ・・・

僕はネットで動き、無理なボールにも手を出してミスをした ・・・ Katrienが怪訝な顔をするが、僕は構わず 「ごめん、でも、これくらい積極的じゃないと勝てないよ!」 と気分を盛り上げるのである。

タイブレークを7-5で取って第1セット先取!

2セット目は疲れが出たせいか、ちょっとは安心したせいか、少し力が抜けた感じになった ・・・ イカン、イカン、と思いながらもなかなか修正できず、3-6で奪われ、勝負は10ポイント先取のスーパータイブレークへ。

スーパータイブレーク序盤は接戦だったが、中盤で突き放され 6-9 となり、相手に3つのマッチポイントが来た ・・・ 絶体絶命だったが、どんなプレーをしたか覚えていないが、3ポイント連取して9-9に追いついた!

追いついたら 9-10 とまた相手マッチポイント、しかし、10-10 と戻し、 が、10-11 とまたもやマッチポイント ・・・ ここも粘って 11-11 ここまで来たんだから僕らにも十分勝つ可能性はある! ・・・ と、思っていたのだが 11-12 とまたもやチャンスは相手に行った ・・・ 僕らの粘りもここまで 11-13 で、万事休す。

あぁ~、もったいない試合を落としたぁ~!
4敗目を喫してしまった ・・・

しかし、若手伸び盛りのペアを相手に、よくここまで戦えたという、充実感もあった ・・・ Katrienもよく頑張った。
僕は2セット目の終盤では、ふくらはぎが攣りそうな前兆もあり、無理が利かなくなっていた。

この試合の直後に、僕は男子ダブルス、Katrienは女子ダブルスの試合もあった ・・・ Katrienは簡単に勝ち、僕は簡単に負けた(内容は納得できるものだった)
男子ダブルスは、最初から上位を狙えない40Pシリーズに、僕とパトリックは最年長にして10Pしかないのに、「練習のためにやろう!」という事で参加していたので、ほぼ予定通りの5勝11敗で13位(17チーム中、暫定)

考えてみれば、ミックスダブルス40Pシリーズの中でも、僕とKatrienは最年長ペアである! ・・・ 今まで男子ダブルスだけ、最年長を意識していた(よく負けるので、言い訳として・・・)が、Katrienとは「言い訳」を考える必要がなかったので、年齢の事は全く意識していなかった。

日曜日、ミックスダブルス最終戦があった。
相手は宿敵、巨漢エディーだ! ・・・ エディーはこのブログで何度か登場している、サウスポーで、巨体から繰り出す弾丸ファーストサーブ、若いときボクシングをしていたという、スナップを効かせた変則回転サーブを織り交ぜる、イカツイ顔の、ハートはナイスガイだ。

Katrienはエディーを苦手にしている ・・・ あの変則回転サーブを返すのが難しいのと、時折、スナップだけでラケットを振り回し、突然速い球が来るから怖いのである。

しかし、僕はシングルスでエディーに負けた事がないという自信がある ・・・ エディーとペアを組むのは29歳のインヌ(Katrienと同じ20P) ・・・ 女子仲間ではいい選手であるとの評判であるらしい。

このエディ&インヌ組は2敗しかしてなくて、終盤まで優勝を狙っていたペアである ・・・ エディーは、僕らに対して「ダブルスでは負けないぞ」という自信があるようなのだ ・・・ 実際、ダブルスでは僕らはエディーに対して1勝3敗くらいの成績なのだ。

試合前、クラブに向かう車の中で、僕はKatrienに 「今日はエディーに悔しい思いをさせてやるよ」 と、言っておいた。

 僕のサーブから始まり 15-40 のブレーク危機を迎えたが、なんとか持ちこたえてキープした ・・・ エディーの変則サーブに、やはり最初は慣れず、キープされる ・・・ 女子もキープして 3-3 、そのあと相手に連取されて 3-5 となる。

Katrienは「このセットは取られても、まだ終わりじゃないから頑張ろう!」 と、言うが、僕は 「いや、このセットでも取れるよ、思いっきり行くよ!」 と、強気で奮い立たせた ・・・ その後、僕がサービスキープ、エディーをブレーク、Katrienがキープ、相手女子をブレークして、4ゲーム連取して 7-5 で1セット先取!

2セット目も2ゲーム先行して、6ゲーム連取という事になったが、ここからまた取りつ取られつになり、おもしろい展開になった ・・・ 僕はネットで2回、エディーにサイドラインを抜かれ、インヌに1回抜かれた ・・・ Katrienは「最初はサイドをしっかり守ってよね」 と、言われたが 「OK!」 と言って、それを守ってなかった。
エディーはそれ以上サイドを狙わなかったが、インヌはその後3回狙って、3回とも失敗した ・・・ そんなものである ・・・ 僕は、「サイドを狙われて、ラインから15㎝以内に決められたら、相手を褒めるしかないよ、自分のミスとは思わなくていい」 と、思っているのである。

ま、3回決められたら、さすがに守りますけど ・・・

取りつ取られつが続き、最初の2ゲーム連取があった僕らが6-4で第2セットを取り、ストレート勝ちという事になった!

Katrienにとっては「思わぬ勝利」だったかもしれないが、僕は「こんなもんだよ」という感じだった ・・・ エディーに苦手意識を持っていたKatrienは 「エディーは調子が悪かったのかねぇ、今日は私もサーブをうまく返せたよね、インヌも他の人が、とてもいい選手というけど、ラリーでは負けなかったよね」 と、自分に自信を取り戻した様子だった。

それが大きな収穫の試合だった。

という事で、僕とKatrienのウインターダブルス全試合終了!
僕らはミックスダブルス40Pシリーズで暫定5位(13勝4敗、18チーム中)ではあるが、「優勝間違いなしのペアが喫した唯一の敗戦は、僕とKatrienに喫したストレート負けである」 と、言う事を自慢にしたい。

おもしろいベルギーブログはこちら→ にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
役立つヨーロッパブログはこちら → 人気ブログランキングへ

アントワープ ホテル宿泊

0 件のコメント: