16.10.15

ゴージャスなディナー

タイトルの話は後でするが、わが家は近頃、料理試作を繰り返している。

以前にも書いたが、11月1日のベルギーファミリーの食事会がわが家主催であるので、料理の準備をしなければならないのだ ・・・ 総勢22名(自分含む)。

 日本人の僕の家に来るのだから、何かしら「日本料理」を期待されるのは仕方ないよね。
前回の食事会の時は、鍋料理(味噌味)をしたが、あまり評判は良くなかった(もちろん、おいしいと言ってくれたが、表情から察すると、イマイチだった)

なので、今回は汚名挽回とばかりに必死になっているのであります ・・・ その中の候補に挙がっている餃子!
これ、3回目の試作品、まぁ、徐々に良くなっている。

アントワープのマダムQさんからも「ベルギー人は、餃子はおいしいと思うはずですよ」とも言われたので、まずは確定かな?

あと、少し修行しなければ ・・・

美味しい所に太郎あり!

と、家庭ではシンプルな食事をいつもしている訳でありますが、先週の土曜日はKatrienの従妹から「結婚25周年のお祝い」の招待があったので、ふたり揃ってお出かけした。

アントワープの郊外にある、あまり知られてない土地の豪邸を利用した、貸切専門のレストラン(ここでは、結婚などのイベントに利用する、こうした施設が結構ある)

トイレの手洗いだって、昔ながらの石で出来ていた!

料理は「ウォーキングディナー」と言われていた通り、立食形式で、スタッフがテーブルまで運んでくれる ・・・ 立ったまま食べてもいいし、会場の周りには椅子も配置されているので、疲れたら座ればいい。

結婚25周年を迎えた主役二人は、ふたりとも司法書士で、フランダース経済界との関わりが深いらしく、テーブル指定された席ではなく、多くの人が交流できるようにとの配慮から「ウォーキングディナー形式」になったのだと思う。

そんな経済界の立ち話をしている人混みの中に、僕にも見覚えのある人物がいたので、Katrienに 「あの人はクリス・ペーテルスじゃないか?」 と聞いたら 「似てるけど、まさかこんな所に来ないでしょう」  と言ったが、見れば見るほど似ているので、Katrienがスタッフに聞いてみた ・・・ すると 「そうです、あの人はクリス・ペーテルスさんです。 もう1人政治家の○○さんも来ていますよ」 と答えた。

上の写真左側の人が、ベルギー副首相のクリス・ペーテルス氏 ・・・ いやね、僕もテレビでよく見る人の顔くらいは覚えるよ。

今年の5月だったか、ベルギー首相のミッシェル氏と共に、日本へ経済交流行脚に出かけていたよね。

主役二人の思い出アルバムに見入るペーテルス氏(右)

思えば僕は、意外にもベルギーの大物政治家を間近に見ている ・・・ 今年の2月にはゲントのライトフェスティバルで、たまたまベルギー首相のミッシェル氏と同じ列で歩いていて、間近での写真撮影に成功した。

そして、2年ほど前のバンシュのカーニバルでは、僕の目の前を当時首相だったディ・ルポ氏が歩いていた。

6年ほど前には、初代EU大統領になったベルギー元首相のファン・ロンプイ氏に俳句を教えた先生の自室を訪ねて、先生のお話を聞く事も出来た。

奇遇な運命です(笑)

ベルギーの経済界で活躍している人たち(多分?)
こういう所にも、もちろん奥様同伴が基本!

僕らは主役のファミリーなので「経済界」とは縁がありません。

 デザートだけでも、満腹になりそうな僕です。

デザートに到達するまでにすでに満腹ではあったが、めったに食べられない豪華なデザートだったので、無理をしてでも食べてやる!

こういう公式的なパーティーでは、飲み物はシャンパンから始まり、白ワイン、赤ワイン(好み)へと進んでいく ・・・ 普段ワインを全く飲まない僕でも、最初からビールと云うのも恥ずかしいので、公式にのっとって、シャンパンを3杯ほど、白ワインを4-5杯飲んだ後に 「すみませんがビールをお願いします」 と、ビールに切り替えたのだった。

配膳スタッフは覚えていてくれて、次回からは僕の所へはビールを運んでくれるようになった。

古くはお金持ちの豪邸だったから、居間などがそのまま残されている。

ベルギーのパーティーは時間無制限(僕からすれば) ・・・ この時も、「そろそろ、帰ろうか」と思った時にはすでに24時を回っていた ・・・ それでもまだまだ、終わる気配すらしないのだ。

一人だけ僕に興味を示して、オランダ語でいろいろ話しかけてくる人がいた ・・・ 僕はカタコトオランダ語で対応したが、相手も飲んでいるので、楽しい会話だった(笑)

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