4.12.16

祝!「ベルギービール文化」 世界遺産登録!

祝!「ベルギービール文化」 世界遺産登録!

ついに、ここまで来ちゃいましたねぇ~

ベルギービールが世界遺産?

ビールだけじゃなくて「文化」だからねぇ、歴史を含めるから奥は深い。


勝手に ・・・ 祝、ベルギービール世界遺産登録まつり!

やってますけど ・・・ 歴史だよ歴史!

ベルギー(地域:当時ベルギーという国は存在しない)には紀元前50年ごろにローマ帝国に征服された時にビールが伝来したと云われている。

中世には農民たちは自然発酵の自家製ビールを造っていて、その高い栄養価(低アルコール)で、ビールスープ(お粥のようなもの)は主要な食となっていたという(ジャガイモが伝来する以前)。

 11世紀にペスト流行の危機に、教会では庶民に生水を飲ませないためにビールを飲むことを推奨したこともあるという。

庶民に定着したビールを、カトリックの修道院が技術改良を加え、トラピストビールを生み出した。

今では、日本の四国より大きく、九州より小さい国土面積のベルギーで、1500種類以上のビールがあり、199のビール醸造所で、年間1億9千8百万リットル醸造し、1億3千万リットルを輸出している。

ベルギーは公用語がオランダ語、フランス語、ドイツ語と3言語あり、それぞれが言語圏を形成しているので、ベルギー国内ではあっても、場所が替わればまるで外国のようである。

醸造されるビールは言語圏を越えて、ベルギービールとして国民に愛飲されているので、いわばベルギー国民のアイデンティティーを形成する役割も果たしているのである。

そんなことを詳しく調べていくと、僕は論文を書かなくてはいけなくなるから、止めておく(笑)。

ま、これだけでもベルギーが、いかにビールと関わって、今日に至っているかはわかっていただけると思う。

「ベルギービール文化」 だけど、近頃、飲酒がらみの交通事故が多く、警察のアルコールチェックは厳しくなっている ・・・ 日本の場合と同じく、アルコールと関わりのない人々が、飲酒ドライバーの犠牲になり、大きな問題になっている。

もちろん取り締まりは厳しくなっているが、国民はそれほどアルコール制限には関心がないように思える。

何しろ社会的に、パーティー、社交の場が多く、今まで「自主規制」状態だったから、強制されることには抵抗があるみたいなのだ。


閑話休題

ゴーヤー。

11月にアントワープの中華街で買ってきたものだが、痛み始めている。 「早く食べなければ」って、調理する。

 ゴーヤーチャンプルー!
もやし、ニンジン、玉ねぎ、豚赤身を加えて作った。

12月2日(金)
Momoちゃんと夜の散歩~夜8時の商店街。


フロートマルクト。

ジンメルの塔(時計台)

ネーテ川(運河)河畔に来たら、松明を持った人々のパレードと遭遇した!

松明(たいまつ)というと日本風になるが、「聖火のパレード」と言った方がいいね。

このパレードに合わせて、町のクリスマスイルミネーションが点灯されたらしい。


イルミネーション

町の中心の広場(フロートマルクト:Grote markt)

キリスト降誕小屋もできて、クリスマスの準備万端と言ったところ ・・・ (リール市の降誕小屋はちょっと特殊だけど)

話を戻すと、ベルギービールは、キリスト教(教会)とも大きく関わっている事がわかる ・・・ そういう事がわかると、「なるほど、人々は午前中でも、罪悪感なくカフェでビールを飲めるんだ」 と、いう事が理解できる(笑)


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