28.1.17

Mechelen で~ぶらり

まずはMomoちゃんのベストショットから!(笑)

昨日(26日)天気が良かったので、夕陽が見たくて、車で10分くらいの広々した所(運河と川のある場所)まで行ったのだ ・・・ 夕陽を浴びたMomoちゃん。


では、タイトル通りに「メッヘレン(Mechelen)で街歩き~ぶらり」 ・・・ メッヘレン駅から始まる。

メッヘレン駅の写真をGoogle Map に、昨年8月31日に投稿したら、先日 「あなたの投稿した写真が10万回表示されました」 と、Google からお知らせが届いた!

すごいねぇ~、と、自分で感心する。

メッヘレン駅は、ベルギーの鉄道の歴史の中で重要な役割を果たしてきた。
ベルギー独立から5年後の1835年、欧州初の営業鉄道として、首都ブリュッセルからメッヘレンまでの鉄道が開通したのだ ・・・ もちろん蒸気機関車ね。

その記念のレリーフが駅舎の壁に取り付けられているが、誰も注目しない(笑) しかし、現在、この駅舎の後方に、新駅を建設中なので、外部からは何かと注目されているのかも知れないね。

水門小屋(Spuihuis)
メッヘレンの町の外周(リング)を歩いていると、面白い歴史遺跡が残されているのが見える。
町の近くを流れているダイル川から水を引いて、運河で町の中を船で通れるようになっているが、その入り口にあるのが水門小屋 ・・・ 通過する船の検問所のようなもの。

汽車も車もない時代は、船の交通が重要だったようで。


あ、僕はメッヘレンの裁判所(旧マルガレータの宮殿)に用事があって、歩いているのだった。


通りに面している、この立派な門の緑色の扉を開ければ、中庭があり、2年前までは観光客にも開放されていたが、今は閉め切りになっていて、用事のある人も入れなくなってしまった。


なので、裏側に回って、いかにも事務的な建物の「裁判所」というにふさわしい入り口から入って行く(笑)


すると、以前は観光客にも開放されていた中庭を見る事が出来る。


その庭を横切って、緑色のドアがマルガレータの宮殿(現裁判所)の入り口なのである ・・・ そこへ入って「法務局」みたいな部署の受付へ行って 「Katrienの翻訳を取りに来ました」と告げて、法定翻訳の認定スタンプを押された翻訳書類を受け取って、次の新しい翻訳書類を預けるのが僕の任務なのだ。


宮殿内部 ・・・ きわめてシンプルです。

わずか3分ほどで用事を済ませ、宮殿から出てくる(笑)

ガラス張りの家は「メッヘレン住民の家」と書いてあるが、要は市役所の住民課みたいなもので、内部が丸見えである ・・・ かといって、立ち止まってマジマジと見る人もいないが ・・・


 広場(Grote Markt)にやってきました。
聖ロンバウツ大聖堂の鐘楼が見える。


聖ロンバウツ大聖堂の後部の外側 ・・・ 最近修復工事が終わったばかりで、お化粧したみたいになっている。


大聖堂内部に入って、しばし見学。

もう何度も入っているが、飽きる事もなく、その都度新しい発見があったりする。
内部を見たい方は下↓クリックしてね。
Sint-Romboutskathedraal, 27 Jan 2017


広場に面するメッヘレン市庁舎。


立派な建物が並ぶ IJzerenleen。


その広場に面して建っているのが13世紀の市庁舎。


やっぱりこの人に会いに行かなければ ・・・ って、ベートーベン少年!


メッヘレン出身の祖父と対峙して、後ろ手にはバラの花一輪を持っている ・・・ 祖父は楽譜らしきものを孫のベートーベンに渡そうとしている。

詳しい事はわからないが、僕が想像するに 「偉大な作曲家ベートーベンは、メッヘレン出身の祖父から才能を受け継いだんだよ、そしてベートーベンは祖父を尊敬していたんだ」 と、言いたいのではないだろうか? 


ベートーベンの像がある場所はHaverwerf(埠頭)であるが、少し先に行った所に、3軒の古い家が見られる。それぞれ16世紀から17世紀に建てられたという。


右側の家は「楽園の家」といわれ、ファサードに知恵の木とアダムとイブ、そして、知恵の実(リンゴ)を食べたアダムとイブが楽園から追い出されるという、わかりやすいレリーフが飾られている。
真ん中の黒っぽい家は、木造ファサードとしてはベルギーで最も美しいもののひとつに数えられるという、その飾りに悪魔が多数使われているので、「悪魔の家」と呼ばれているが、直接の関係はないらしい。
左の家は聖ヨゼフとイエスが描かれていて「聖ヨゼフの家」と呼ばれている。
この辺りは中世には穀物埠頭だったらしい。
その3軒の家の前には、水平スライド式の開閉橋がある。



市内に係留されているボート。


市内の運河跡は埋められもせずに残されているが ・・・
これは日本なら、「危険だから埋め立てて、花壇を作った方がいい」という発想になるのが普通だと思うのだけど ・・・


敢えて、こんなものまで作ったりするのがベルギー流なのか?
「遊んで、落ちても知らねーぞ」 ていう教育か?


緑の水と言われる池(運河跡)


歩き歩いて、流れ着いたのは、聖ヤン教会(Sint-Janskerk)
この教会には、あのルーベンスの絵も収蔵されているのだよ。


路駐の車で、直線的デザインの鮮やかな赤い車が目についた ・・・ エンブレムをよく見てみると 「NISSAN SUNNY 1.6 SLX」 だった!
1986年あたりの車か?

近くには、旧王立カリヨン学校の赤い三角屋根と、後方に市立博物館の塔が見える。


ポセイドン像のある広場(Veemarkt)へ来た。

面白いのは、ポセイドンは勇壮なイメージがあるのだけど、このポセイドン像は暇そうに座り込んで、考え事をしているようなのだ(笑)


聖ピーターとポール教会(Sint-Pieters-en-Pauluskerk

それとなく帰りの駅へ近づいて行っている(笑)


帰りの駅は、目の前におもちゃ博物館の壁が見える、ネッケルスプール(Mechelen-Nekkerspoel)駅。

「家に帰ろうか ・・・ いやいや、せっかくだからアントワープまで行って、買い物をして来よう!」
と、一人で相談して、アントワープへ行く事にした(笑)


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