9.2.17

ブリュッセル半日観光 3

ブリュッセル滞在3時間目、ブリューゲルの家を後にして、高台に建っている最高裁判所を目指す。 とは言っても、すぐそこである(笑)


ブリューゲルの家を出たら、近くに小さな広場があり、このような漫画壁画を見る事が出来る「Robbedoes, of Spirou in het Frans. という漫画のようです。(ジュ・ド・バル広場の蚤の市の光景が描かれているようだ)

そして、この絵のある広場の坂を上がっていくと、無料で乗れるエレベーターがある。


ガラス張りのエレベーター(上から見た所)


19世紀最大の建築物と言われる最高裁判所が間近に見える。

 高台になっている最高裁判所前のプラール広場から、ブリュッセルの町が一望できる ・・・ ブリューゲルの墓があった教会の塔、市庁舎の塔も見える。

 遠くにアトミウムも見える。


最高裁判所、19世紀の建築物で、前面は相変わらず修復工事用の足場パイプが組まれている ・・・ 数十年続いているそうで、数年前にはその足場パイプが錆で腐れて問題になっていた(笑)

この丘にはかつて、絞首刑台があって、「絞首刑台の丘」と呼ばれていたらしい ・・・ 日本なら心霊スポットになりそうな場所だが、ここではそういう事は聞いたことがない。

しかし、長居する事はないだろう、次へ行こう!


適当に歩く(Rue Watteeu)・・・

グラフィックの小道があった。

細い坂道 ・・・

アンティークショップがあった(Rue des Minimes)
グラン・サブロン広場に向かってます。

サブロン広場のフォンティーヌ(噴水)

広場から見たノートルダム・デュ・サブロン教会。

夕方になり、外が暗くなりかけて、内部からの明かりが見える ・・・ 実は今回のブリュッセル訪問の目的のひとつでもあった「夜のサブロン教会」だ。

時間的には教会は閉まる頃だったが、入り口が開いていたので、断られるのを覚悟で入ってみたら、何のこともなく自由に見学できた。

この教会は、全面の窓が美しいステンドグラスで飾られている ・・・ が、日が差してないのでバックは青い空の色になっている。

この教会の起源となっている、小舟と聖母子像と庶民の夫婦。

主祭壇側から見た入り口側とパイプオルガン。


翼楼のバラ窓と小舟の模型。

 常用の、小型のパイプオルガンもあって ・・・ 前触れもなく、突然オルガンとソプラノの歌のコンサートが始まった!

いや、コンサートではなく、練習だったが ・・・ いやぁ~、鳥肌立つくらい素晴らしかった!


オルガン演奏とソプラノの動画です。

「~歩き方」というガイド本に「夜のサブロン教会は、灯篭のようにステンドグラスが輝いて幻想的である ・・・ みたいに書いてあったので、是非、夜に訪れて見たかったのであるが ・・・

ちょっと残念かな?

ひょっとして、その本の文章を書いた人は、周りに街灯がない時代に来たのだろうか ・・・ 今は、街灯が明るくて、教会の外観を写すにはいいのだけど、教会内部からの光が照度不足だね(笑) 


 街灯の多い道路側から、反対側に回ってみると、なんとかそれらしい雰囲気は味わえたので、まぁ、そんなものかと、来てみて良かった事にしよう。


 サブロン広場から入る小道。


Wittamer

さて、グランプラスへ戻りますか!

 Rue des Chapeliers


Rue des Brasseurs

地中海料理屋が多い通り、Rue des Brasseurs

夜のグランプラスに戻ってきた。

ライトアップされた市庁舎と濡れた石畳の広場。

土産品店のウインドウ




以上、ギャルリー・サンチュベール にて ・・・


そしてこの、ギャルリー・サンチュベール の入り口上部に掲げられている通り名プレートに「YOKO TSUNO」 という、謎の日本人の名前がある。

チョット、調べてみたんだけど、ベルギーのSF漫画の主人公だそうで、ベルギーで1番有名な日本人であるという ・・・ 意外なところで日本人女性が活躍しているものだ(笑)

グランプラスも堪能したし、駅へ向かおうか。

 中央駅前の軍用車両、3台が止まっていて、兵士が自動小銃を抱えて駅の前、ロビーの中も厳重警備してます。


何事もない事を祈る。

参考のため、ベルギーの安全情報として、大使館からのメルマガ(2月6日発)から、一部を転記しておきます。


○ベルギー政府の脅威度評価

 ベルギー政府は,脅威度評価を3(高い。テロの可能性があり,発生し得る)を維持しており,依然高い脅威があるとしていることから,引き続き十分な警戒が必要です。
 つきましては,ベルギーに渡航・滞在される方は,不測の事態に巻き込まれないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。また,テロの標的となりやすい場所(政府施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。

とはいえ、一時期よりはかなり落ち着いた雰囲気になっている。


地下のホームからアントワープ経由で帰る。

これにて、全日程終了!

ブリュッセル滞在5時間ちょいの半日日帰り観光でした。

 僕が持っていたメモ(電車の乗り継ぎ時間とホーム)


簡単な地図 ・・・ 移動はすべて徒歩!

街歩き~ぶらり派だからね(笑)

おもしろかったら ・・・ こちら→にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

役立つヨーロッパブログ → 人気ブログランキングへ

0 件のコメント: