6.8.17

アントワープで夕方から歩く

8月3日(木)アントワープ。

ブリュッセルで美術鑑賞を堪能した翌日ではあるが、アントワープにはちょっとした用事があった。

夜の用事だったので、夕方にアントワープ入りして、ちょっとの時間、ひとりで歩いて「~ぶらり」したのでその辺から ・・・

 中央駅、到着したのは17:15だった。

ケイゼルレイ(De Keyserlei)を歩いて、振り返ったところ。

レイス通り(Leysstraat)を歩いて、振り返ったところ。

メイル(Meir)にあるショッピングモール、Stadsfeestzaal の正面。

ふと思い立って、世界最高のビアカフェと言われる「Kulminator」に来てみた ・・・ 賑やかな通りからはちょっと外れている。

確か、去年来た時にはドアが閉まっていて「手術のため、しばらく休みます、来年(2017)はオープンするかも?」と、張り紙がされていたので、気になっていた。

来てみたら、今度はこんな張り紙が!

「2020年から再開 ・ 新しい営業時間で ・・・ 11時から19時まで ・・・ あと28か月!」

マジ? 
世界最高のビアカフェが、こんな良い子の時間帯になっちゃっていいの?

あのオーナーさん夫妻、ご高齢だったから無理は出来なくなったという事だろうね ・・・ それでも、再開する意欲がある事に感謝しないといけない。

健康の回復、店の復活を祈ります。

「Kulminator」からそのまま歩を進めると、メッヘレン広場(Mechelseplein)がある。

白いふたつの尖塔が美しい聖ヨーリス教会も見える ・・・ 広場には、近くのカフェがテントを広げてテラス席を作り、お客さんを集めている。

この辺りにも僕が好きな「古いタイプのカフェがある」との情報を持っていたので、探して見る事にした。

すると、緑色のテントに「Boer van Tienen」 と書かれたカフェがあり、ガラス越しに店内を覗くと、茶色の使い古されたイスとテーブルが見えたので 「これだ!」 と、すぐに入店。

店の奥に入ると ・・・ 予感的中!

BGM は70年代ごろの洋楽が流れている。

ひとりで忙しく立ち回っていた、太めのおばさんに「ボルケ」を注文する。

カウンターに座っていたおじさんが帰り、店内の客は僕一人になったが、外のテラス席には結構お客さんが座っていたので、おばさんはずっと忙しそうで、カウンターにビールを注ぎに戻ってきては僕の顔を見て、愛想笑いをするのだった(笑)

 外で飲んでいるお客さんは、トイレのため時々店内に入る程度である ・・・ ベルギーでは結構厳しく店内禁煙としているので、愛煙家はテラス席に座るしかない ・・・ それも一つだが、ベルギー人は天気がいいと外にいたい国民性なのだ。

この店のボルケ(De Koninck)は2.20EUR ・・・ 良心的です、いい店を発見したので嬉しい!

さ、次へ行こう!

モードパレス(MODEPALEIS)、Dries van Notenの店を正面から見て、左側の路地に入る ・・・

 大聖堂の姿がキレイに見える通りの左側にあるビアカフェ「Billie's Bier Kafétaria」に入る。


吹き抜けの2階から見た1階 ・・・ カウンターの背後には
「樽生ビールリストパネル」があり、11種類の中から選べる ・・・ 僕は ・・・

Momoちゃんビール!

そう、この場所が本日の目的地だった。

「日本語を話そう会」にも時々参加していた、アントワープで音楽修行中のK君が、今月中にベルリンへ引っ越すというので「送別会 & 激励会」 を開くことになっていたのだ。

参加者は総勢で8名、みんなビール好きなので、いろんなものを注文しては、とっかえひっかえして味見をして楽しむ ・・・ グループで来ると、こういう楽しみ方が出来るからいいね。

この店、ビール好きには知られているらしく、グループで来る場合は予約しないと、なかなか入れないらしい ・・・ 英語圏の外国人も良く来るようで、口コミサイトでは高評価の店。

でも、ちょっと値段が高めかな?

生ジャガイモを揚げたポテトフライは美味しかった!
19時から始まった会も、食事を終えた頃には22時となり、僕は帰らなければならなかった。

他のみんなは、アントワープ在住なので、時間を気にする様子もない(笑)

久し振りに夜のアントワープを歩く ・・・ 夏は暗くなるのが遅いので、夜の雰囲気を体験するには、かなり遅い時間までいる必要がある(笑)

聖母大聖堂


フロートマルクト

市庁舎 ・・・ 何故か真ん中だけライトアップされていない(笑)

聖ヤコブ教会

聖ヤコブ教会には、あのルーベンスが埋葬されている。

聖ヤコブ教会の前から大聖堂を見る。

ベルギー・オランダで1番高い、123mの鐘楼。

 中央駅前のアストリット広場に設置された観覧車。

月も見えた。


待合ロビーの時計台


ホーム側から見た時計台



近頃アントワープ中央駅の写真を多く撮っているが、見るとまた撮ってしまうんだよねぇ(笑)

あ ・・・

そういえば、ブリュッセルの世紀末美術館で古い写真を見た。

1905年、開業当時の中央駅。

電車じゃなく、蒸気機関車だったんだよねぇ ・・・ 凄い歴史。


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